2007年4月20日 (金)

4月20日 茶事とお弁当

Jpg_75 な・な・な・なんと!
今日の一宮庵は素晴らしい一日でした。
正午のお茶事は、懐石膳をおだしして、
本日のゲスト先生お社中のお稽古になりました。
宗厚は放免になりましたので,「サアテー」いよいよ
お弁当作りに取り組みです。

紋付を着て,料理に専念しているなどは、
世の中広しといえど,一宮庵ぐらいでしょうね。
ふみふみは,胡麻豆腐を大鍋で練り、
知恵美尚宮は大型ガス炊飯器を準備中
宗厚は,お弁当用ランチョンマットに,筆書き「一宮庵」
寸暇を惜しんで,バイリンガル・コンカレントの実践です。

しかし・いつも思うのですが、
先を歩く、素晴らしい大人に出会えることが、
人生の明暗を分けることと思います。
齋藤宗玉に師事した宗厚こそ、
誠に幸せなお茶の道を学ぶことができました。

この幸せを,一宮庵の皆様にお分けしないではいけませんね。

明日の準備は滞りなく終了いたしました。
これで,安心して・おやすみなさいませ・・・・

2007年3月14日 (水)

3月14日 茶飯釜茶事

Photo_100Photo_101時雨山 小鳥さえずり 春近し

茶飯釜 迎える時に 春来たり

まだ残る 冬の景色に ひびく音 

今日はD家ご一家のお茶事です。
無地・紋付の着物で三人が並ばれますと、
和装で言われる艶やかと言う表現より、
母子それぞれ,三様の風格を見せていただく様です。

茶飯釜で,お約束の「歌詠み」です。

母上のお歌はとても意味深く,お茶の世界は
たくさんの思いを,さらりと歌に詠める懐の深さですね。

2006年7月 5日 (水)

7月5日 菊丸祭

本日は、会食3組です。菊丸祭もあって、皆参加したいのですが、一宮庵においで下さるお客様の数は相当な人数です。
魔女魔女相談の結果・知恵美尚宮・ヨンセン・宗厚が昼膳担当、
理恵尚宮が参拝して、すぐ取って返して宗厚とバトンタッチと相成りました

それで、今日も今日とて、美味しい直会を頂戴して無事。感謝です

昨日は天使先生がブログメンテナンスと
12ヶ月の献立写真を載せてくださいました。
分り易く、しかも立体的で、このような料理本はありませんね。
先生が料理に興味を持ってくださるお蔭です。
好きこそ物の上手なれと言いますが、
心が入る分だけ、親切だと思います。お茶の百首にも、
「好きと・器用と・功積むと・この三つ揃うと良くなる」とあります。

一宮庵は、それぞれのプロの方たちが
大事に可愛がって育てていただくお陰で
この、混沌とした時にも豊かで幸せです。

2006年6月22日 (木)

6月22日 TTS パン作り

Yamapan2Yamapan1  今日は、TTS山本先生のパン講座です。
さるめ祭りの時に奉納して下さった小豆入りのパンが好評で,リクエストがあり,今日はご希望に応えて一人一人がパンを習いました。
どうですか!見事な焼き上がりでしょう。

何時も朝早く,「焼きたてよ}と,ご自分で一宮庵に届けてくださいます。
お蔭で,成城の町でも誰でも味あう事が出来ないフカフカ・パンを頂いています。

今日のレッスンは,ご子息が手の怪我で手術中を,皆さんとお約束を守ってお稽古に駆けつけてくださいました。本当に真面目で,こつこつと、懸命に努力をなさる山本夫人には心から感謝申し上げます。
稽古は,自分で習うより人様にお教えするようになって、より,成長すると母から習った宗厚も、いつもお弟子様あっての事と考えておりましたが、TTSでお稽古をしてくださる
一宮庵の先生方から,新鮮な心意気を頂いて感謝です。
幸い怪我の様子は軽いと伺いましたが,其れでも,手術は手術で、母としてはどれほど
ご心配でいられたことでしょう。
一宮庵は「心」と「技」の、まさに両輪が回っていると感慨深い思いです。

本日は,本当に有難うございました。

2006年6月 8日 (木)

6月8日 結婚式打ち合わせ・稽古

朝参りのあと、M先生のお嬢様の結婚式・打ち合わせです。
M先生とはかれ此れ、20年のお付き合いです。
ご家族皆様がお出でくださリ、親しくさせていただいております。
先生のお人柄のお蔭で、金沢の大学赴任中は、「金沢・金城楼茶会」「古都の宿」「玉泉園茶会」等など、到底私共が開催できない行事を、指揮していただきました。
この度、お嬢様の結婚がお決まりになられて、一宮庵で挙式をなさる事となりました。な・ん・と・「金屏風」です!

有難い事と、嬉しい事がダブルで飛んできたーーーーーですね。

着物の打ち合わせも、気に入って下さった様で、
ヘアー・メイク・着付け・総て。万事OKです。

10時半    ドイツ人生徒さんのお稽古
         ご希望の献立をとても喜んでくださって、
         言葉が分らなくても、お顔に表情がみえて
         お稽古の甲斐がありました。

2006年5月30日 (火)

5月30日 相伴茶事

お茶事も千秋楽の頃には、皆様の予定もさまざまです。
絵里香さんは、先日お婆さまがお亡くなりになられて
今日のお稽古になりました。
ちょうど良いチャンスで、宗厚がお相伴して
知恵美尚宮が「お運び」をいたしました。

自宅の室礼ではあっても、自分がその場に座る事がなく、
何時もの反対側から茶事を拝見する事もよい事ですね。

茶席では、宗厚の夢である所の、
大学で勉強して学問を修め、仕事に携わり
その上に、自分のライフワークをしっかり持って
青春時代を過し、仕事のハード部分と
趣味のソフト部分の両輪を回して欲しい事を話しました。

今、日本は人材不足時代で、
日本にしかない事をしっかり身につけて下されば、
未来は間違いなく明るく「金のわらじ」時代が来るのです。と

絵理香さんは、大学で「剣道部」の大将です。
今の時代、日本の剣舞が、外国風にスポーツと考えられて、
道とは少しかけ離れているように思います。との意見でした。

日本の良い伝統は何時までも残しておきたい。
次の時代に受け継いで欲しい事です。
垢や汚れて泥まみれにせず、呼び名が変わっても
本筋の根っこを大切に育てて、幹を太くしたいものです。

20歳になられた絵理香さんとお話しながら、
亡くなられたお婆さまが、お孫様にお伝えなさりたい事は
何でしょうかと、自問自答のひと時を過しました。

2006年5月29日 (月)

5月29日 茶事ゲストさま

本日は、H様お一人の茶事になったのを幸い、
フレンドリィで、パソチャン先生の天使さまにお出でいただきました。
ちょうど良い具合に、Dさまが、軽井沢からお土産を届けてくださる事になり、それならば、誠に勝手なお願いながら、ご主人様にお茶事のお仲間に入って下さいとお頼みしました。
めでたし。めでたし!Dさまも、ゲストになって下さいました。

茶事は、一客一亭も楽しいものですが、お人によってもバラエテイに富んで世界が広がります。案の定、三人がお揃いになられた時には、それぞれの個性が違われて不安の面持ちのようにお見受けしましたが、世界の動きと同じ活躍をなさっていらっしゃる方々で、すぐに打ち解けられてお話が弾みました。

今月のお茶席で、水指として使わせていただいた「鯉」は、
Dさまに頂戴致しました。皐月の鯉のぼりに見立てて
毎日お点前をさせて頂きながら、我ながら楽しい事を
思い付いた事と自画自賛しています。
お茶はあくまでも正統派でありたいものです。
さりながら、正当であることには、二つの道があるように思います。
茶室、道具、すべてのものが完璧に揃っておもてなしをする事。
道具は有り合せにせよと、利休百首に有る如く、
ただひたすらに、美味しいお茶を点てさせていただくとは、
二面の見方があっても、心は同じではないかと思います。

宗厚はこの二つの道を同時に進行させていきたいのが夢でもあります。
「粋と 野暮の真ん中」とも云えましょうか。

お茶事が無事終わってから、天使先生にぱそちゃんのお勉強を見ていただいて、マタマタ、ブログはバージョンアップをいたしますよ!

「宗厚と知り合ってから、家では出汁を毎日取るようになりました。
やってみると、何でもなく簡単な事と、今更のように感じています」
と云って頂いて、嬉しくなりました。
「基本のキ」を怠らなければ、日常の暮らしに困る事は有りません。
茶事の作法である所のお椀の持ち方、箸の扱いなどは、身体が覚えてしまえば何でもないことで、日頃こそイザのときに自分の為になる「味方」です

天使先生にパソチャンを身近に教えていただいたお陰で、
宗厚の生活にもブログは欠かせません。
毎日書いているお陰で、何時も宗厚は「等身大」です。

26日・真向き宮で、宮司さまから
5月・6月・7月三ヶ月は、有るがままを受け止めて
雨の時には雨に打たれ、風の時には強風に吹かれ、
前もって構えずに素直に受け止め、逃げも隠れもせず、
誠実に暮らすと、きっと良い事が起りますよ。とうかがいました。

6月はいよいよ、半年分の大祓いですね。

2006年5月28日 (日)

5月28日 茶事、アンド茶事

朝参りの後、すぐ支度に取り掛かって、今日も無事茶事の稽古が出来ました。何でも実際に行動してみると、出来ないと考えていた事が、何とか取り仕切れる事を理解しました。
毎回、茶事の一ヶ月は、時間的に余裕がなくて、朝参りがまちまちになってしまう事がありましたが、今月は息子が先頭にたっていますので、何とか、予定を狂わせないよう、家族全員で協力をしました。
家の中の事は、皆がそれぞれの意見を言わずに、兎に角決めた事を無条件で実行すると、一ヶ月経つうちに、自然に習慣になるようです。

目的を定めて、よそ見をせず、努力した賜物でしょうか。

午後は、TTSで、母子様の基本料理教室。
前回は、風水勉強でしたが、料理をなさりたいとの事で、
「おだし」を取って頂きましたが、美味しい味の「素」を
理解していただけたようです。

5時TTS茶道教室  終わって、
Yさまご一家で初風炉茶事
ご夫婦でお茶を始められて何時も精進を続けていただき
とても有難い事です。特に、毎回一宮庵の茶事行事には
ご家族で参加くださって、宗厚が大きな夢を若者に託すこころを
大切に応援して頂いています。

お茶は、決して苦い味ではありません。
懐石料理は、決して堅苦しいものではありません。
お茶事は、決して、決してフルーイばかりの作法ではありません。

総ては、人として、如何に楽しく、感謝するこころを、
一座で共有出来るか否かにかかっていると思います。

一期一会でくくられたテーマは、過去のものではなく
現在も生き続ける事が大きな課題であると考えます。

2006年5月27日 (土)

5月27日茶事・初稽古

朝9時     朝参り
10時      茶事
14時30分  知恵美先生稽古
18時      ふみ弁当

今日から,知恵美先生の料理教室が始まります。
一宮庵の作法にのっとって,弘祥から,隆史に先達が引き継がれ、
稽古の前に,新入生一同が,神前に並んでお祓いの儀式を受けました。
とは、なにやら難しい事に思われるかもしれませんが、
古くから日本人は,事ある毎に神社仏閣に参って,お清めしたり,お祓いを受けたり、
ご先祖にご供養をして毎日の無事を祈りました。

宗厚が伝えていただきたい料理とは,まさに日本の日常のまつりごとを
当たり前に続ける事で,家族,親族,多数の人々が,怪我,病の心配をせず
楽しく睦み合いながら暮らす為の手段と考えています。

知恵美尚宮こと知恵美先生は,一宮庵で修業を重ね資格を習得されて、
この度から料理を担当して頂くこととなりました。
齋藤料理教室が出来て36年の間には,幾人もの先生が誕生いたしましたが、
今回初めて,「料理」「茶道」「祭り事」と,三本の柱を学んで生徒さんにお伝えできることは,誠に嬉しいことです。長い間,宗厚が望んでいた三本柱の授業が、ここに
目出度く第1歩を踏み出す事となりました。
これから先もますます精進を重ねて,この国のお役に立って頂きたいと念じています

Doikemuneage ふみ弁当は,お留守番サトちゃんの,お弁当ケータリングです。
大安の日の今日、D家,軽井沢の上棟式で,目出度い事が重なりました。
建築家の皆様も,一心に祭りごとを勤められたことでしょう。

2006年5月23日 (火)

5月23日 TTS(ティータイムスクール)

Ttsodori1 Ttsodori2        Ttshana4 Ttshana3 Ttshana1 Ttshana2

今日は、TTSが大変盛り上がりました。

6月6日「さるめ祭り」日舞発表会は、いよいよ

「火」がついて、皆さんが、「やる気」をおこして舞っていらっしゃる様子が、こちらにもびしびし伝わってきて感動を覚えます。

宗厚は、今までの稽古の中で、今日始めて全員の総稽古を拝見いたしました。全くずぶの素人の方々が、良くぞここまで舞うようになられたものです
一重に、「ウッフン先生」こと、谷本さまのお蔭です。
日舞の方々は、日常の暮らしの中でも、縦のつながりがメリハリついて、
言葉もしぐさにも、控えめで謙譲の美徳がおありと拝見しています。
常には優しい「ウッフン先生」も、稽古は厳しく、声こそは荒々しくなくても、
お扇子の切っ先に鋭い激越がとんでいます。

正当な先生に大きく包んで頂かれながら、お稽古が出来る幸せを、
全員が感じていらっしゃる事でしょう。

「茶花」のお稽古も素敵です。
「大山蓮華」の見事な姿を御覧下さい。
「杜若(かきつばた)」は、ふみふみが、花器に活けました。
毎月お稽古のお陰で、ずいぶん腕があがりました。
こちらも、岡村先生に感謝です。

2006年5月17日 (水)

5月17日 新入生(2)

茶事の心得(アクセサリー)
着物が正式の茶事の形も、時代と共に洋服の形も正式です。
大切な事は、自分がゆったりと、安心して事に臨める形が一番的を得ていると考えますと、「時」「場所」「場合」に、相客にこころして相応しい支度をなされば宜しいでしょう。

洋服は、アクセサリーと一体になるフアッションですから、
あらかじめ、身体にフイットしているアクセサリーがよろしいでしょう。
ネックレスが長いと身体の動きで、茶碗や、他の道具にあったってしまう可能性があります。同様に、指輪も、動きによっては危ないことです。

お茶は、道具との関わりが大切に考えられています。
形が心を現わすと考えますと、季節・おもてなしのテーマ・代々伝えられているものも、お客様にお伝えする手段として、重要になります。
生涯に一度。という意味で「一期一会」という言葉が残されています。
昔の生き方は、潔いといういことが日本人の魂でしたから、道具も、
その時にしかない、一番ふさわしいものに「的」を絞られたのです。

何度も使われたり、使いまわし等はもっての他とは、頷けますね。

それで、お客様も、壊れてゆくはかない道具に対して、最高の敬意を祓う意味で、身に何も付けず素地のまま、向き合う意味で、金属の類を予めはずしてお席入りをする事となっているのです。

今日も新しい方がご来庵です。
青磁色の無地のお着物に、
白の塩瀬に、墨の濃淡で描かれた見事な鯉は、
御主人様の為に、作家が筆をとられたと伺いました。

今月のお茶事は、料理もさる事ながら、
お茶事の風情を楽しんでいただきたいと考えていた矢先に、
偶然ではない事柄が毎日起って、有難い事に思います。

2006年5月16日 (火)

5月16日 新入生

10時からの茶事稽古は、新しい方がお二人入られて、
いつも初心をご説明する稽古にも、ひとしお力が入ります。
先ず、「髪」のこと・
宗厚は若い頃、お茶・お茶の世界にいて
お洒落とは全く縁のない暮らしをしていました。
髪をひっつめて、後ろに束ねるだけで、美容院に行く時間も惜しんで、
ただただ、お茶お茶・で時間が過ぎました。
爪にも赤い色を塗りたかったのですが、「断念!」
今頃になって、その頃に出来なかった事に憧れを感じる次第。

今日のお稽古では、綺麗にとかされた髪を、ぐるぐると巻き上げていただくよう、お願い致しました。最初は、けげんなお顔をされましたが、ご自分の次に料理をお取りになる方の皿に、万が一にも髪の毛が落ちていないよう、相手の事を思いやる心を学ぶのです。と説明しますと、なるほどと、
ご理解いただきました。

昔なら、この季節の野の花と同じ模様の着物を着ないと教えられたところでしょうか。命ある花を床の間に飾り、美意識を表現する手段は、お茶には欠かせない心意気です。その同じもので「競い合う」事のないように、着物や帯はきわめて控えめに、無地と紋付で通すのです。
一つ一つお話を進めますと、成る程・成る程と納得してくださるのでお話のし甲斐があるというものです。(明日は・アクセサリーについて)

1時   TTS・風水教室
2時   TTS・日本舞踊
      6月6日。さるめ祭で、日舞発表をなさる社中は、
      猛張り切りで、チントンシャント余念がありません。

2006年5月10日 (水)

5月10日 練習たけなわ

Odori1

Odori2



今朝のお茶事はS様ご夫妻がお出で下さいました。
いつも・いつも御主人様をお待ちしておりましたが、お茶事が何故か難しいとお考えになられて延び延びになっていましたが、今回念願かなって、ご夫婦で参加して下さいました。
進行する内に、今日のお茶事が偶然ではなく、回りまわって、必然的に組まれていた約束事のように思われました。
昨日笠間美術館で紹介された「九谷焼・吉田屋窯」について、
一宮庵にあるぐい呑みを絵柄や歴史をスタッフに説明して、預け杯として席中にお出ししましたところ、ご自身が8歳で満州から日本へ引き揚げてこられた時に、大叔母様が「九谷焼の茶碗」を大切にお持ち帰りになり、以来S家の家宝として大切になさっていらっしゃるとお話して下さいました。

宗厚の「吉田屋窯煎茶器」は、これもまた思い出の品で、私の父の兄弟9人のうち、一人だけが伯母で、男兄弟はみな若くして亡くなりましたが、長女の伯母だけが104歳で天寿を全うしました。
結婚式のような大所帯のいとこ会が催され、伯母は「還暦」「古稀」「喜寿」
「傘寿」「米寿」「卒寿」「白寿」を皆で祝福されましたが、その時に頂いた数々の品の中の一つが、めったにお目にかからぬ「飯田屋」の品で、詳しいルーツを知りたいと思っていたところでした。
興味を持っていた最中に、貴重な九谷焼のお話に華が咲いて、
是ぞ「茶事の醍醐味」と云える事ではないでしょうか。

今日も大変有難いお勉強が出来て幸せです。

巻頭の写真は、午後始った「日本舞踊」稽古写真です。
6月6日・六歳の習い事の日にちなみ、皆でおどり発表会のための
猛練習です。みなさまお楽しみに。

         

2006年5月 5日 (金)

5月5日 端午の節句 初風炉の茶事

Tanngoomaturi1

今日5月5日は子供の日。
一宮庵五節句・端午のお祝いです。
今までは夜の会でしたが、先日から朝型になって、
午前9時始まりとなり、今年は斎藤ノ家の孫の集まりとなりました。正式なお参りに、子供達は神妙な面持ちで正座しておりました。
世界中の子供達が、平和に無事に成長して欲しいと切に祈りました。

一同平服に着替えて、沢山のご馳走をいただきましたが、孫達は
何時も一宮庵スッタフの皆さんに可愛いがって頂けて、本当に幸せです
それぞれ三人が大好物の料理を揃えて頂き、大満足です。
子供達が大きくなって、自分の今の幸せを感謝して、大勢の方々に
ご恩返しが出来ますよう、爺婆は見届けたいと思います。

12時  初風炉茶事
      Y様にお願いして、フレンドリイで、ふみふみがお相伴です。

理恵尚宮・知恵美尚宮が調理方で、新しいスタートが始りました。

皐月 初風炉の茶事 献立                                          

                                                    向付  穴子白焼き  わさびMukou

  汁    季節の物   若葉麩 辛子

椀盛  鱸 筒切り  Wanmori蚕豆 木の芽

焼物  しんじゃが アスパラ

     ホタテ塩焼き ドレッシング

Yaki1煮物  新キャベツ トマトソース

Nimono1

                       八寸  獅子Hassun唐  チーズ

2006年4月24日 (月)

4月24日 稽古 無事かえる

朝参りのあと、事務局から、6月6日、イベントについて提案がありました
早いもので、もう一年の半年分のお話です。
軽井沢・南が丘倶楽部で、一宮庵文化祭の発会式から考えますと
皆様のそれぞれの環境がすっかり変わって、今回は一宮庵で
「一個いくらで売れる林檎になれるか」の挑戦は、人材が豊富になって、様々な文化の根っこが活躍されております。

文化と書きますと大袈裟に思われますが、
要は、毎日の暮らしに夢があって、
綺麗な事、美しい事を傍において
楽しい生き甲斐を持つ事でしょうか?

今日のお稽古では、夢を語るうちにお話がどんどん深くなって、
「女の幸せは、愛する人の前で鼻水を流し、ワアワア泣いて、
みっともないほど醜悪でも、けろりと泣き止んで何事も無かったかのように振舞える事。」

賢い女こそ、完璧に馬鹿を演じる事が幸せの極意!と
学びました。何所かでお叱りを受けそうな結論ですね。

一宮庵の生徒様は、皆様飛び切りの美人ぞろい。
地位も名誉も財産も、みんな揃ったご主人から
大切にされ、愛されて何不自由が無いのに
今が危ない方もありますねーー

(皆さん・自分だと思い当たられるでしょう)

そんな訳で、今日は、思い切り焼き餅をやく料理の秘伝を
お勉強いたしました。

さて、今日は、どなたのお稽古日だったでしょう?

Kaeru3 Kaeru1

     ガラス工芸品で世界的に有名         
     な、チエコスロバキアのプラハ        
     からおみやげを頂きました。
     日本では無事かえる。
     世界は 金かえる。
     Dさま・ありがとう!

2006年3月30日 (木)

3月30日  弥生の献立

                                                                                                  Sakura10 Sakura9 Sakura7                                                                                    

Sakura12_34

Sakura11

Sakura2Sakura3Sakura6                             成城の桜が咲きました。
花が咲く頃には、決まって強い風が吹いて
心が痛みます。
花の命は短くて、と歌われるように
命あるものには限りがあると教えられるのでしょう。
成城の我家の前の桜並木は、まだ満開では有りませんが、
昔の「東宝映画撮影所」川沿いの桜は見事な風情で、今年は、事務局が
成城桜情報を流しているので、お稽古が終わってからお散歩に行きました

本当に、よくぞ咲きにけり!
わが町の桜は、住宅地にあって、それぞれの背景にマッチして
今を盛りと咲き誇っています。
水面に映る姿は殊のほか見事で皆様にも是非観て頂きたいものです

息子が小学校に入学の時に、学校から苗木を頂き、それぞれの家に植えられた桜が成長して20年ほど前に、庭から、各家庭では、成城の並木道に移し変えて以来、古木が新しい若木になり、その木が、今や大木に育ちました。
「隆史の桜」と名付けて、家族で成長を見守ってきましたが、
この桜は、他所の桜がいち早く花を付けても、なかなか蕾が固く、
町中が満開になってもまだ咲き揃わず、
何時になったら咲くのやらと、やきもきしていましたが、
今年は初めて、道に張り出した二本の小枝に花がつきました。

冬が逆戻りしたようなお天気の今日・
寒冷前線が大空を横切って、程なく、氷雨が降り、空が茜色に染まって
虹のような天空をバックに「醍醐」の桜をご紹介します。
毎年

2006年3月29日 (水)

3月29日 基本料理

鮑の波切り
鮑にたっぷりの塩をおいて、たわしでこすります。
水で洗って、薄いヘラを鮑の殻に差し込んでみを剥がす。
(鮑の殻を左手に持ち、薄い部分に差し込むと、肝をつぶしません)
先端に口が有り、その部分だけ捨てます。

波切りにすると、鮑が滑らずに盛付けられます。
波切りの練習は、かまぼこ・こんにゃく等で包丁の動きを学んで下さい
思い切って包丁を鋭角に切り込むと、出来上がりが鋭くなって
格好良くなりますよ。

鮑は高価な物で、なかなか日常的ではありませんが、
おめでたい時には欠かせないものです。
お伊勢さまで用意される鮑は、ぐるぐる包丁して叩いてのして、
現在良く使われる熨斗鮑の原型です。

Namigiri1Namigiri3 Awabib_1                         Awabi2_1         

             

かまぼこを板からはずす時は、包丁の峰で板から削ぎ落とすと
綺麗な面がでます。

183sakura今日の桜(東宝日曜大工センター内)

2006年3月13日 (月)

3月13日 伝える 母から娘へ 師から弟へ

昨夜は、前回とおなじ温泉にお連れ頂いてすっかり良い気持ちで、大菊様のお宅へお泊まりです。
朝、お手作りの抹茶茶碗でお茶をしました。暮らしのすべてが文化に溢れて、9年お姉さんの大菊様の毎日を垣間見せて頂いて、私の10年後も斯くありたいと思います。M様へ送って頂いて、M様グループお稽古・
木彫りの一刀彫りお雛様が飾られて、見事な作品に感激して、皆様と『豊かさ』についてお話しました。そもそもお茶の考え方には二通りの考えがあります。
『見渡せば 花も紅葉もなかりけり うらの苫やの秋の夕ぐれ』と
『花をのみ 待つらむ人に山里の雪間の草の春を見せばや』の考え方があります。
宗厚は,後者の心意気に感銘を受けて,何時いかなる時にも,志を高く持って,見事な花の命を全うしたいと願っております。

何もない時の昔と違い、お金,物,地位,も名誉も財産とても,誰でもが手に出来る時代がきています。人間が願っていた物質文明は、ほとんど開花したとも云える時代に、
本当の「豊かさ」とは、なんでしょうか?
60を過ぎて,食に関して、あれほど貪り食べていた食欲が,大海原の潮が引く様に、
何事もなかったかのように引いていく様子を感じるにつけても、
今の現実を明らかに認め,等身大の自分に相応しい生き方をして、
総ては感謝から始まり,「粗末にせず,有難いもったいない、」こころから、
食べ物から教えていただいた宗厚の理解は、
生かされて生きる事ではないかと思います。

M様の母上さまが食事に参加下さって、
86歳の沢山のお知恵をお話下さいました。期せずして,今日のテーマである
M教室の「豊かさ」が現実になって,盛り沢山の料理も有難いことながら、
野菜の断ち落とし煮物。二番だしの昆布佃煮。赤貝紐の、白和え。
出しとり後の,削り節プラスの五味ヘルシー。
本来の「粗衣粗食」に,滋味豊かな「会話」こそが,食事の豊かさでしょう。

夕刻,大阪地方は,時ならぬ雪の花が舞い,寒さがひとしお身に凍みましたが、
心豊かな皆様のお蔭で,日本一幸せなお稽古をさせて頂きました。

2006年3月12日 (日)

3月12日赤貝3

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赤貝の仕上げは、表面の筋に対し斜めに10本ほど包丁で薄く切れ目を入れ、それに直角に10本切れ目を入れる.(筋に対し×になる)それを手に持ってまな板に打ち付けると、元気な貝は切れ目を綺麗に立てます。
器に3枚ほど置いて生姜又は山葵を添えて出来上がり。
この季節は是非一品に加えてください。
教室が終わって、Y様のお茶のお稽古、それから新幹線で名古屋へ

 今年の初午祭の大祭に真向宮へ伺いました。桁のはずれた夢をもった者に宝珠が授かるとうかがって、俄然やる気が起こってきました。
私事ではなく、子供達に伝えられる限りを今、皆様と一緒に実践を通して、確かなものを作りたいと思います。
お参りが終わり、沢山おご馳走を戴いてそれから、またまたすごい経験をしました
鍼灸師先生方がいらっしゃる中で、いつも宗厚の頭を心配して下さる先生が、頭のてっぺんに『針』を打て下さったのです。前から憧れていましたが、いよいよ現実になりました。四本打て・そのまま明日までという事になりました。
お宿をしていただき翌朝、林様に先達していただきお参りが出来ました。
なんとも清々しく有り難く今回の機会は不思議なご縁と思います。
大阪へ伺う前、京都で降り『伏見稲荷参拝』またまた神様に抜け掛け参りをしました。きっと良い事が起こる事でしょう。今日は大阪教室です。

2006年3月 2日 (木)

3月2日 稽古始め

弥生懐石献立

向付け    牛乳とうふ 白魚 柚子胡椒
汁       角切り 大根 人参 合せ味噌
椀盛     三色(赤・緑・白)団子  柚子
焼物     鮭 巻焼き 粉山椒 焼ねぎ
煮物     蟹茶碗蒸 ゆりね 木の芽
小吸い物   時のもの
八寸      赤貝 防風・二杯酢

弥生三月は、女児の祭りで、衣食住に不自由せず、幸せな縁を授かるようにと、
雛壇を設え、日本一幸せな「おひなさま一家」にあやかれます様
親心から、「ひなまつり」を祝いました。
それぞれに、意味のある事柄がありますが、その中でも、食に関しては
大地に美しい花を咲かせる意味を持つ「三色団子」
蛤だけが、二枚貝の中で、その貝しか蓋が合わない事から、
女児が嫁いだ縁を全うするようにと、必ず「貝料理」を用意します。

食事が、生活の中で大切な教育の場であったのでしょう。
一宮庵のテーマは「五節句」の行事をお伝えする事です。
今の時代に、昔からの言い伝えを守りながら、若い方達に、親心を知って欲しいと
思います。

茶寮にも、二組のお客様がいらっしゃって、
ふみふみは、甲斐甲斐しく小走りして、それでも、
「ゆっくり・はやく」を心がけて務めました。

2時から、D様TTS お茶の稽古

大急ぎで、むぎとろさん用の、稽古ビデオ制作の為、昔のビデオを捜し出して
目下、研究中です。それにつけても、
弘祥と宗厚は、随分昔から、今様「ハイテク」を実践していたものだと感心します

今度の一連のアイデアが形になると、
お茶の生徒さん皆さんが、随分稽古のお役に立つことと自負しています。

2006年2月28日 (火)

2月28日 千秋楽茶事

本日のお客様は教室在籍者と新しい体験の方2名と茶道部の方、一宮庵裏方のふみふみを加えて5名様となりました.。

新月に 一宮庵にて事始め 梅の芽吹きに 心ふくらむ

いとうれし 念願叶い茶飯釜 湯気の向こうの 玉手箱かな

飯の香の 満ちたる席や 春待ちぬ

水音を ききながら 土鍋の茶飯釜を 楽しみに 墨をする

奥深し 茶の世界を堪能し 夢拡がりつ いまに感謝

いよいよ2月茶飯釜の千秋楽を迎えました。
一ヶ月は早いものですが、特に、二月は「逃げる」とも云って駆け足です。
常には勝手で縁の下の力を発揮する、ふみふみが、理恵・知恵美両尚宮がひかえて、
皆様のお茶事にお相伴させていただきました。
その場に居ないと解らないこと、伝わらない事があります。
「百聞は一見にしかず」と言う事でしょうか。

27日 追伸
朝、京都を出発して、奈良に着きました。
「春日大社」へお参りして、今までも何度か伺っていましたのに、
今回始めて、奥にお祭りなさっている「大黒様」と、神々の沢山のご利益を
頂きました.。きっと、今までは、何とは無しに過していたのでしょう。
知っているつもりが、一番チャンスを逃す事ですね。
肝に命じて、心を新しくいたします。

駅に向う途中、
有名な料理旅館「菊水楼」・和食レストランに、で・あ・い!
これは、ふみふみに、料理のヒントに是非必要ではないか、と考え?
足が向いてしまいました。

春三月は、皆様もお楽しみに・・・

奈良から、天理におわす、「石上神社」参拝。
島根県大田市の「物部神社」と新潟県「弥彦神社」「石上神社」の三社は、
歴史に残る「鎮魂の祭り」を今に伝える神社さまです。
前回伺った時は、全国一の宮をお参りしているときで、折りよく
神官の皆様が、神前のぼんぼりの中で厳かに、朝まいりをなさっておいでになり、
弘祥・宗厚は鳥居の外から、忝くも、遥拝させていただきました。
昨日とはうって変わり、暖かな春の日差しの中で、お参りをさせて頂きました。

春日さま・石上さまとも、宮司様方が、
今の時勢に、日本の良き習慣を見直して欲しいと、訴えていらっしゃいます。
一宮庵は、小さな力ながら、私たちの生活を通して
神様の国「日本」を皆様と共に共有したいと念願しております。

帰り道
天理の駅まで、ご本陣を通って、又、又、天理教の権威を目の当たりにしました。
老いも若きも、町全体が一つの目標を持たれて、衣食住のなすなりが、全員の固い絆に結ばれて繁栄し続けて今日があります。
今年は初代教祖さま120年をお祝いなさる行事が盛大に行われます。
幼稚園から、高校まで、一貫した教育も見事なシステムで、
甲子園球児も、さもありなんと、納得いたしました。

2006年2月25日 (土)

2月25日 茶飯釜(11)

傷心に いやしもたらす 梅の花

我が心に 春誘えリ 一宮庵

春うらら そよそよさくら はなひらく

うめの香の いよよ華やぐ この世かな

soko 昨日の雨が上がって,日差しがすっかり春になりました。
今月も終わりに近い茶飯釜茶事で、
今日,気がついた事がありました。
土鍋の釜で炊く米が,天候によって,なかなか炊けず、どうしたことかと
,今日は,土鍋をあらかじめ充分温めてから炭火に置くと,なるほど
時間どうりにご飯が炊けました。
こんな道理に気付かないなんて,毎日が発見です。

今日のお歌は,皆さんそれぞれ深い意味があります.。
短歌でまとめて,読み上げられたときに,状況を説明していただくと、成る程
日本人は、短い文章の中に心を込めているのだと理解できます。
この文化も、是非とも残しておきたい大切なことと思います。

午後は、ふみふみの「万福の会」で、K様、Y様が、心に掛けてくださり、その上
料理方は、知恵美尚宮が受けてくださったので、大船に乗った気分です。

夕刻、少し散歩に出て、自宅の石畳を歩いていて、ふと、芳しい香りに見上げると
紅梅が満開の花をつけていました。
「あ・ゴメンナサイ.今日まで気が付かずにいたなんて。」
しみじみ梅を眺めて、「あ・家のボケちゃんはどうしているかしら?」

梅の反対側に、我が家には、もう一本誉めて上げなければならないお花があります。
ボケ、と名前が良くないのですが、このボケちゃんは、人知れず、花をつけて、気がついて「まあ、もうこんなに、咲いていたの?」と声を掛けると、翌日には、ポポポと花がついています。その次の日もポポポで、限りなく懸命に花をつけます。
そんな姿が愛しくて、皆様にお話すると、皆に声掛けられて、一杯の花です。

ボケちゃんを写真に撮ろうと構えると、
まるで宗厚を待っていたかのように、一輪だけ花をつけておりました。

2006年2月23日 (木)

2月23日 茶飯釜(10)

花冷えも 二人並べば あつき哉

初春の 茶事の席に着物着て 楽しき宴 彼に感謝

新しい 彼の一面発見し 一層楽しい 茶飯釜

手を引かれ 岩清水聞きつ 茶事のとき

今日のお歌は、何となく色めいていませんか?
お教室の生徒さん、N嬢さんは、今年大学を卒業して就職が内定していらっしゃったのですが、宗厚がでしゃばりオヨねさんになって、別の方向を勧めました。
ご家族と相談の結果、北海道のお菓子業種へお勤めと決まり、今年の春から
いよいよ、社会人一年生が始まります。
今日は,茶飯釜茶事に,ボーイフレンドとお出でになって,宗厚にご紹介いただきました。
彼は九州男児で,とても清潔な好青年で,その場にご一緒したおば様方はみんな、
フアンになりました。
茶飯釜では,ご飯が炊けるまでの間,歌を詠む事が課題になっております。
全く始めての経験の中,悪びれず,堂々と素直な「句」を詠まれました。

お二人のこれからの事は,必ずやよい方向へ向かわれることでしょう。
皆様も二人の幸せを祈ってくださいませ。

2006年2月21日 (火)

2月21日 茶飯釜(9)

吊り釜を 土鍋で楽しむ茶飯釜 和みの心 永遠へと続く

芸の道 稽古に励み 日々演ず

立春を過ぎ まだ寒し 茶飯釜 待ち遠しや 春の訪れ

三人のお客様それぞれが、お歌を詠んで下さいました。
毎日その日の天候や温度で「ご飯」の炊き上がり時間が変わります。
さり気なく、湯気の様子を探りながら進めてまいりますが、
いつもの「お茶事」と違って、和歌・短歌が入るので、大幅に料理の出し方の
変更を余儀なくされます。
土鍋釜にも慣れて、今日は良いタイミングでご飯が焚けました。

soko1-2

昨日に引き続き「バースデイケーキ」をご披露いたします。
19日誕生日前日に、Y様お手作りのケーキを頂戴しました。
ハワイへご旅行前の慌ただしい中に、心を込めてお作り下さって、感謝です。
実は、先月から始った健康の為の痩身は、お陰様で、 な・ん・と
1月10日から始めて、昨日現在5キロ減になりました。
18日から、伊神先生に、3日間絶食して、腸の癒着を取る事と厳命がくだり、
早速その日から、お水とクエン様で過ごして、19日には「いただけませんでした」

昨日のケーキカットは、写真だけのスマイルで、解禁になって頂戴したのは勿論です!
今日改めてY様ケーキをお目にかけます。と同時に
私の大好物のカラーイスープも、写真で、皆様もご一緒に!

皆様にご心配かけたり、お祝いを頂戴したり本当に幸せを絵に描いたようです。

こんな時こそ、「福受け尽くすべからず」と、もう一人の宗厚は、
世の為人のため、お国の為に、孤軍奮闘したいと思います。

2006年2月20日 (月)

2月20日 宗厚6*歳誕生日 茶飯釜(8)

chahanngama0 今日は宗厚の誕生日です。
65歳になりました。

今夜は、大久保氏とY嬢様、飛び入りで、宗厚の誕生日を祝って
お母様とお出でくださった、D嬢様が三人です。

湯気が舞う 炭と雨の音 春間近

湯気が立ち 真冬の寒さをも 忘れ去る

パチパチと 火花と共に 春来たる 何時の日も 変わらぬ米の香り

小間の茶室に、向こう切り・逆勝手のお点前に挑戦です。
三畳の小さな部屋ですが、春雨の降る、小寒い夜には、丁度良い感じです。

写真は、一生懸命「詩」を書いてくださっているところ。
D嬢ちゃまは、生まれて初めての経験ながら、頑張って完成しました。

大久保おじさまは、「今日は学校で、お家へ帰ってから、着物を着て参加出来るなんて、
素晴らしい高校生だね」と誉めてくださいました。
お茶事を進めながら、一時、学校教育のあり方について話がはずみました。
折りしも、テレビで御覧になった番組で、外国の生徒と先生の間柄は、「知らない事を教えていただくパートナー」で、横に広がりのある関係で、生徒は叱られた事が無い。 
比べて、日本では縦の関係で、厳しい事と、叱られる事が多々あるけれども、
どのように考えるのかなーと、質問が出ました。

常々、宗厚も、外国の美術館や、飛行機の中で経験する子供達の様子から
生まれた時から、個人の自覚が徹底されて、学校へ上がる時から、
自分の知りたいこと、学ぶべきことを承知して、やって良い事、いけない事を、
本人が理解出来ているように思います。
日本は、三世代、四世代で共に暮らすうちに、縦のつながりから、
自然に身体で伝えられて幼児期を過ごし、親の姿を「真似て」学んだものでした。
戦後、家族が細分化されて、早い時期に「核家族」になって、「真似る」時が無く
大人になってしまうので、西洋と比べて、「叱られる」事が多くなっているように思われます.パートナーの先生と向上する為の勉強が出来るのは良い事ですね。

お二人は帰国子女です。
幼い頃外国で過ごされたときに、ご両親が、他国の暮らしで、夫婦共に
助け合いながらの様子を肌身に感じて、一味違うお嬢様達です。
一味とは、甘える様子が無く、自分の意志がはっきりしていて、それでいて、
優しい言葉や、思いやりが素直に表現出来る方たちです。

日本にも、日本人の良い部分と、外国の良い部分を併せ持った方たちが
間違いなく育っていらっしゃると、嬉しく思います。

お茶事が終わって、ハッピーバースデイを祝って戴きました。

soko64-3 soko64-2

息子曰く
65歳になって、皆さんに祝っていただける宗厚は幸せだなー。

皆様本当にありがとう!

2006年2月19日 (日)

2月19日 茶飯釜(7)

遠き山 ゆげに重なり 春霞み

横顔が 幸せ語る 茶飯釜

茶飯釜 心もやさしく あたたかく

釜の中 トリノの笑顔を浮かべながら 無常のはかなさ楽しむひととき

茶飯釜 ゆげの向こうに 笑顔かな

師のことば 湯気とダンスの 茶飯釜

ゆったりと 身も心もほぐれつつ 茶飯釜かな

茶飯釜 毎年感じる 春の訪れ

分きざみ 忘れてゆったり 茶の炭火

今日は大所帯で、畳立礼は、すっかり様変わりしました。
毎回、お人数に合った室礼が出来て、お一人から十人まで、如何様にもなる
平成の室礼は、なかなかのものと思います。

午後は、村上風水のメンバーが来庵。
今年になって「三碧」の年が始って以来、まさしくそのものと言う感じ.と意見が出ました
皆様はかれこれ、10年間、毎月一宮庵で、「風水」のお勉強と共に、
お食事を召し上がって下さる大切なお客様です。
マンションを購入予定・北西イギリスへ出張・いよいよ結婚を決意する方など等、
嬉しい予定が一杯です.兎に角、色々心配せずに「実行あるのみ」です。

風水の知恵は、風の如く・水の如し
自然に逆らわず、あるがままの自分に正直に、それが自然の法則に叶っている事。
何事も、出た答えが一番良い事と、そこから出発する「意志」でしょうか。

PM4時から、パソコンのお勉強。
知恵美尚宮の夫様は、鹿児島出身、同郷のご夫婦です。
今年はご主人にとって「三合(相性が良い)の年」で、なんとか「コウノトリ」がとまって欲しいお願いから、一宮庵に足しげく通って、是非お父さんになって欲しいのです。
宗厚のたっての願いで、ご夫婦一緒に通って戴いて、その折、苦手なパソチャンを
ご伝授いただけたらいいなー-と、最初の第一歩が始りました。
一宮庵の「餌付け」は、美味しい焼酎と、独特の料理!
これで、夫婦円満、子宝に恵まれる事疑いなし。です!
この一年、皆様・仕上げをゴロウジロ!

今日も一日、充実した楽しい一日でした。
この日本で、何ごとの、何処におわすか知らねども、忝さに涙こぼるる.と詠まれた
本居宣長は、お伊勢さまの神社内だけではなく、至る所に神々がおわしますことを
云われているのでしょう。毎日の暮らしの中で、いつでも胸を熱くする思いがあって、
富めるときも、悩める時にも、この現状に心からの感謝をいたします。

2006年2月18日 (土)

2月18日 宮膳 茶飯釜茶事

柔らかき 光満ちたるお茶室に 悠久の時 静かに流る

吊り釜の 揺れる景色に 見る宇宙

吊り釜の 揺りかごの中 夢見米

今日はY様ご家族で、夜の茶飯釜茶事になりました。
2月、3月の月には、気候が三寒四温を繰り返して、今朝はひとしを
寒さが厳しく感じられました.。それでも陽射しは温かく、木々の梢には
蕾がふくらんで、春を待っているようです。

限られた季節の茶事では、皆様と一宮庵の都合で、様々な時間帯になりますが
毎日時間を遣り繰りして、出来る限り経験をしていただきたいと思います。
あいにく、お母様は風邪でお加減が悪く、別の日にお出でになりますが、
お父様とお二人嬢様がお稽古となりました。

お歌の中で、お楽しみ戴いている様子をお察しください。

朝10時から、三宅宮・月参り

pm1時  宮膳 ご祈願 今日もしっかり「夢」を確認してお参りいたしました。

2006年2月16日 (木)

2月16日 茶飯釜(7)

一つぶの 光はなちて ねこ柳

炭の香に 学ぶ我ら ありがたし 茶のこころ 茶飯釜

庭に咲く 花のかおみて 春を感ずる

siturai3 siturai4          

今日の室礼は、長四畳に、初入りはお膳を持ち出す時に、「給仕口」をもうけ、
後入りでは、一宮流・向こうきり、逆勝手の前に、一列に並んでいただき、お濃茶を召し上がっていただきました。
吊釜の制約があるお陰で、宗厚の苦手部分・ねばならない事はかなり無理があります.結局、従来の家の在り方は、同じ家族や、環境では便利でも、状況の変化や、お客様によっては、大幅に家の間取りを変えなければなりませんが、茶室にも同じ事が言えて、
天井上の「蛭釘」の位置は変えられませんので「炉」の位置も動きません。
今回は「吊釜」が条件ですから、「炉」の位置をそのままにして、室礼ました。

毎回面白いほど部屋の様子が変わります。
「八炉」の発想も、おそらくは、この辺の事ではないのでしょうか?

こんな時、つくずく、幼い頃チョット垣間見た撮影所のセットが、見事に変身する経験が役に立っているのだと、「経験に勝るものなし」と知らされます。

今日は trilingual(トリリンガル)・三つのことを同時進行しました。
bilingual(バイリンガル) が成長して、二つが三つになりました。
お茶事と・会食のお客様・とT様catereing(ケータリング)です。

今日も一日・皆様有難うございました。 

2006年2月15日 (水)

2月15日 茶飯釜(6)

 竹吹きて 伝えむ師のきみ 茶の心

 日本の心と文化に触れて 湯気の向こうに 命の鎖つなげる決意

今日は、水戸からいらっしゃるH様の稽古に、理恵さんがお相伴しました。
お二人はそれぞれ、茶道稽古の流派が異なりますが、熱心に励んで下さるので、
私もひとしお、「力」が入ります。詩を詠まれたあと、質問がでました。

理恵さんの質問
お茶が素晴らしい事を伝えるのにどのようにしたらよいのでしょう?
自分は感動しても、人に、どのように具体的に話したらいいのか、伝えるすべを知りません.日本にも外国でも、本当に良い事をお伝えしたいと思います。
いい質問ですね。

東洋思想 陰陽五行にまつわる事柄は、総て、日常の生活の中に深く関わり、
1週間の単位の「日月火水木金土」万物すべてが当たり前に営まれて居る事です。
陰の月・陽の太陽 五行の木・火・土・金・水は、茶道の基礎である「風呂と釜」
「炉中の、木で作られた炉ぶち 炭の火 炉壇の土 釜の金 釜の中の水とで、」お手前の中でしっかり大きな宇宙を端的に表現しています。
自然に暮らす朝から夜休むまで、何事も起こらないと人はみんな、当たり前と思い、
目の前にあることすらも気にとめなくなってしまいがちです。
お茶は、何でもないと思っていることの意味をみつめ位置づけして、非日常な茶室で催される茶事に、特別な価値観をもったのです。

暮らしのすべて  衣食住の原点が茶事に集約されます。
私たちの先祖が、家を建て、その中での暮らしで、着物を着て装う事を覚え、
祝の時には、「鯛・海老・鮑」と縁起の良いものを選び、
春夏秋冬では、その時ならではの行事を催し、
詩を詠み、舞いを舞って、共に喜びを表したに違いありません。
今の世では、総て先人のなさったことの模倣でしかありませんが、贅沢の贅を尽して
その、余分な物をこそげ落として、精神文化にまで引き上げた茶道は、
その、あらゆるものを包括して500年の長きにわたる息の長さは、ひとえに
心を「形にする」自然体であることでしょう。
それゆえに、日本人には学んで知って欲しいのです
苦しみながら学ぶのではなく、美味しいものを頂き、綺麗にお洒落をして、
楽しんで、好きになって欲しいのです。
外国でもこちらに大きな世界観があれば確かな事が伝えられる筈です。

理恵さんぐんの質問のお陰で、私も、日頃から
皆様にお伝えしたい心を明確にする事が出来ました。

お稽古が終わって、会食のお客様

それから宗厚は、浅草「むぎとろ」さんへ小走りでした。

夜9時から 一宮庵月並み祭です。

2006年2月13日 (月)

2月13日 茶飯釜 (5)

おそじもに 椿のつぼみ おでむかえ

赤い実と 吐く息白し 茶飯釜

ふつふつと 米も賑わう 茶飯釜

今日の室禮は、長・四畳に、向こうきり逆勝手で、吊釜です。
お釜と炉があれば、何処ででもお茶が点てられる事を、私自身が
始めて、実体験をして、お勉強させて戴いています。
昔のお茶をなさった方々は、なんと、頭が柔らかなのでしょう。
「八炉」の稽古は、かって幼い頃に習いましたが、その当時は、
八畳の、本勝手、出炉の周りに、風呂先屏風をあちらこちらに動かして、
稽古をつけて頂きましたので、頭では理解出来たつもりでも、
果たして、向こうにあったり、隅にあったり、はたまた、台目席の柱のつもり、
と言われても、よく解っていないのが、正直なところです。
今回は、畳立礼のお陰で、自由自在に「炉」を据えることが出来ますので、
「当に・変幻自在」となりました。

今回の経験が、皆様が茶室を建てられる時のお役に立ちますように。

午後はTTSのお茶稽古
2時から、岡村先生の、茶花稽古です。

Y様は、ほんの僅かな時間も惜しんで、お茶の稽古とお花の稽古。
NHKでは、戦国武将の妻を語っていますが、
一宮庵には、400年前に遡った、けなげに、夫に尽される女房殿がお集まりです。
夫殿は、間違いない「世のお役に立つ方がた」で、夫婦揃って
晴れの舞台に立たれる時には、夫様の位と同じ立場になられることでしょう。
親しく一宮庵にお集まり下さる皆様に、宗厚は心の限り、
今様、日本の鏡を持たれる奥様方に、大切なものをお伝えしたいと念じております。

2006年2月12日 (日)

2月12日 お客様茶事

 梅の花 鯛も小おどり 茶飯釜 (寄り付きの梅・宗厚の帯を詠まれました)

 初春の 心もなごむ 茶飯釜

 湯気みつめ 心にしみる 味深し

 香りたつ 湯気のむこうに 春のおと

 春の陽に 誘われ来る成城で 花の香よりも 団子かな

今日は、昨年お出でくださったお客様が、お社中をお連れ下さってお茶事です。
大先生は、80歳を超えられて、矍鑠としてお茶に精通なさって、
私に取りましても、大変有難い勉強になりました。
今月は、土鍋釜でしたが、「若い社中は、吊釜を知りませんので」と、ご要望があり
従来の釜を架けての茶飯釜をさせていただきました。

毎回「あちらに」「こちら側に」「向こうに」と畳立礼は変化します。
その都度、「お父さん、手伝って!」と激がとんで、
弘祥は、お茶事の時には無くてはならない「黒子さん」です。
老人二人が、茶事の室禮に、ああでもない、こうでもないと、工夫するのですが、
はたして、これを、どうやって若い世代に伝える事ができるでしょうか?
茶の道55年の宗厚と、カメラマン弘祥あっての事なのでしょう。
しかし、諦めてはいけませんね。
後継者に、伝える事と引き継ぐ人たちに、何とか良い方法を模索しています。

今日はもう一組、ケータリングのお客様でした。
こちらも昨年のrepeaterさんです。
時間帯が、ちょうど同じ時間で、今日もまた、bilingualでした。
8名のお客様で、温かいものは、温かくと、注意を怠ってはなりません。
一宮庵では、二組の夫婦の夫婦舟で、大海原に漕ぎ出しているようです。

2006年2月11日 (土)

2月11日 茶飯釜 (4)

 水の音を 聞きつつ見ゆる 墨の富士

 ぽかぽかの 陽射しの中でなかで 笑うイチゴ

 茶飯釜 湯気の向こうに 希望の和

 椀のふた とって老母は 目を細め

 がんばって 気持はいつも 童子と共に

 雪壁に 閉ざされた人の心にも やわらかな光 満ちますように

 鮟鱇の 骨まで凍てて ぶちきらる

今日は、6名様の大所帯でお稽古です。
土鍋飯の火加減をmasterして湯気の上がり具合もつかめました。
ガスと違って、火力はあってもまろやかな火のせいでしょうか、
時間で考えるより、湯気の勢いを見る方が確かなように思われます。

皆様のお歌には、それぞれ注釈がございました。
一つ一つお伝えできないのが残念です。

M様は、母上がご高齢で、茶懐石の料理を食べさせて上げたいお気持で
私の門を叩かれました。
昨年暮れには、ご家族の為に「懐石皆具」をお求めになって、いよいよ
お茶を嗜まれた母上さまに、日頃のご修行の晴れがお出来になりますね。

三宅宮・建国記念日・祈願祭
お天気に恵まれた、とても良いお参りでした。
宮司様のおはなし
「今年は何があっても動揺せず、その時に与えられた情況の中で、
最善の努力をしましょう。地震、天災は何時でも、どんな時にも起こりえますが
あたふたと考えるより、何があってもへこたれない運の良い人になりましょう」
「今年、世間では騙したり、騙されたりの応酬が続きます。
騙されないように、お守りに、ラベンダ-色を身につけて、
安心と信頼・愛情パワーの北方位。
大きな夢と、財運・クジ運・勝負運パワーの北西方位
ゴールドとワインレッドで身を守り、日々是風水体質になって、ゴタゴタした世間を尻目に幸せになってしまいましょう」との事です。

天災は必ずやって来る、でもそこに居なければ助かる、そんな運の良い人になるのが一番

私は宮司様の考え方のファンですから、皆様にも、この「根あか」なパワーを
少しでもお分けしたいと今日のご報告です。

2006年2月10日 (金)

2月10日 準備

陽射しも穏やかな一日でした。
若者達が、事務の仕事で出かけるのをチャンスに、爺婆は、午前中のんびり過ごしました
11時過ぎに、知恵美さんが 「近くまで出ましたので来てしまいました!」と来庵。
「お待ちしていましたのよ」と宗厚は俄然張り切って、早速 PSP を取り出してお勉強。
ご主人のお知恵拝借して、「映画」「写真」「ゲーム」を入れてわかり易いようにと、一番から順に説明付で、持って来て下さったのです。
お正月の初釜の写真がスライドショウになって、「見える!みえる!」
なんて便利な世の中になったのでしよう。
自分でも操作が出来るようになって嬉しくてなりません。
人間の頭の中身は、未だほんの僅かしか開花していないと聞いています。
本当に、思った通り、頭に描かれた通りの事がどんどん現実となって、これから先も
限りなく進化し続けるのでしょうね。

2時から、TTS お茶のお稽古です。
D様のお嬢様もご一緒です。現在高校生で、来年受験を控えておいでですが、
宗厚は、「良く遊び・良く学んで、」自分の意志で進学して欲しいと考えます。
その気持が通じてでしょうか、学校が早く終わられたので、お茶に参加なさいました。
Y様と知恵美さんも一緒に、炉の季節「八炉」の中の「向こうぎり」に挑戦です。

大人が、お茶に事寄せて「魔女会議」をしている中で、「フン・フン」と首を縦に振って
よく回りの情景を観察して、意見を求めると、実に確かな答えが返ってきます。
幼い頃、海外での暮らしが、彼女に静かに物事に向き合う良い習慣を付けられたのでしょうね。
花の18歳!  沢山の花を一杯つけて、こそげ落として、
自分の「華」を見事に咲かせて欲しいと願っています。
幼子や、young people 大歓迎です。

明日から、茶事は大所帯で、広間に移ります。
すっかり模様替えをして、ようやく一段落したところです。

明日10時から・三宅の宮で、祈願祭があります。
心に思う願いごとを書いて、懐にしっかり抱いてお参りします。

宗厚の願いごとと夢は
大きくて・大きくて・大きいのです。
風水では、やった分だけ、努力の分だけとあります。
いつも何時も、めげないで、前を向いて、顔を上げてまいります。

2006年2月 6日 (月)

2月6日 茶飯釜 (3)

9時半からのお茶事始まりです。
Y様・D様とお嬢様・天使先生の四名がおきゃく様です。
炭点前のあと、すぐに「硯」を持ち出して「お歌」は如何かなーと心配しましたが、
さすがに、ベテランになって下さったお二人!
昨日の内に、心の準備が出来ていて、すぐに、硯箱の墨を取り出されて思索にはいり・・・

庭の雪 うぐいすの声 響くかな

太巻きに 願いを込めて ハワイアン・オープン

茶飯釜 きんちょうも 詩でほぐれる

釜の中 米粒達の密会場 何やらもめてる バチバチピチピチ

茶飯釜 一年経っても 三色インコ
     よく見れば、三色インコ宗厚さん(昨年お嬢様が詠まれた詩です)

飯の香り 心温もり 春恋し

ぶつぶつと ふくれ合ったり 夫婦釜

春の色 桜のピンク きれいだな

その時にしかないチャンスに、どっぷり自分を置いて
様々な角度から自分を見つめると、これから先の方向が見えてくるように思います。
日頃と違う環境を体験して、今一度自分の存在感を知ることは、
稽古事の一番わかりやすい役割ではないのでしょうか?

昼過ぎから、いつもご贔屓くださる、書家でありARTISTでもあられる
清水先生がご会食です。
男性4名様で、離れた座敷から、内容は何も聞こえませんが、
「国としての文化」を論じておられる様子でした。

お茶事が終わって、入れ替わりに、男性4名様が茶席にお出でになって、
宗厚もしばし、お茶の盛衰について、いささかのお話を申し上げるチャンスを得て、
男性方に、日常としてお茶に親しんでいただきたいとお願い致しました。

きっかけはーーー一宮庵に、なりたいですね。

2006年2月 5日 (日)

2月5日 茶飯釜 (2)

昨日に続いて、今日のお客様の「お歌」をご紹介します。

茶飯釜 湯気と香りに笑みこぼれ

湯気立ちて 瑞穂の匂い 茶飯釜

卒業式 スーツの肩の薄さかな(今年12歳・銀座お茶教室少年のママが詠みました)

皆様は、筆を持たれるのは・何十年ぶり。「ウーン」とうなって、
それでも、この頃は形を残してくださいます。有難う、御座います。

お茶事の後、昼から四名様 会食

3時半  横井様ご夫妻TTS

終わって、事務長隆史から、「親爺の誕生祝に、外へ出てみるかな?」
かくして、玉高まで遠征。
フランス料理・懐石料理・トンカツ・鰻など等。結局は、
「おそば」になって、一宮庵研修食事となりました。

事務長    豆腐は親爺のがうまいね。そば は自分のもまあまあと思う。
        ただ、これだけたくさんはとても、さばききれないので、
        プロには、脱帽。やってみるか。と思うよ。
ふみふみ  お腹が一杯になりましたが、心が何か足りません。
        甘い物でもいただきましょう。

オットトこれが危険な甘いささやきです。
別のお店にはしごして、宗厚は、「ぬるぬる三色サラダ」とコーヒーを頂きました

6時過ぎには食事をしない。
お酒 NO Thankyu !
若い頃あんなに良く食べ、よく飲んで、貪り食べていた宗厚がこの変わりよう。
世の中の料理屋さんに、気の毒です。
しかしながら、兎に角今回は、若い頃まで、身体を戻してみようと思います。

それに致しましても、
一宮庵にお出でくださる皆様に感謝です。
お客様は、お出しした料理をペロリと平らげ、ゆっくり寛いで
お帰りには「有難う」と、声を掛けてくださいます。

「商い」をさせていただく冥利に尽きるというものです。
これからも、益々研鑚努力を重ね精進いたしますれば、
末永く御ひいき賜りますよう、一宮庵一同お願い申し上げます。

2006年1月11日 (水)

1月11日 アンコウの吊るし切り

今月の料理教室では、久し振りに料理専科の「アンコウです」
冬の海に鍛えられた底物の魚は、姿はグロテスク(可哀相な位)ながら、
味は、超一流で、淡白な白身、コラーゲン一杯の皮と、油であって油でないアンキモが、
全体のバランスをとって、冬の料理の王様です。

アンコウの七つ道具
1)肝臓
2)とも(胸ヒレ・尾ヒレ)
3)ぬの(卵巣)
4)柳肉(魚肉部・頬肉)
5)水袋(胃)
6)えら
7)皮

明日は、写真を付けて説明致しましょうね。

2005年11月30日 (水)

11月30日 口切り茶事(その2)

朝10時からと夕刻6時から、二回茶事の稽古を致しました。
何れも口切りの茶事稽古です。
最近では、お茶の先生方がマンションにお住まいの為、「炉」を切ることが「火の用心」の為無理となってしまわれたようで、なかなか茶事の稽古自体が困難な状態です。
私は、母が「お茶とは、茶事の事を云うのです」と教えていただいたお陰で、誰よりも一番の理解者は主人・弘祥で、年の内何回もの稽古茶事を率先してサポートして頂けます。

夕刻からの茶事は、I先生がお一人でしたので、スタッフの理恵さんがお相伴です。
それを良い事に、フレンドリイにさせていただき茶壷の写真を撮りました。kutikirichaji_001 kutikirichaji_013 kutikirichaji_016

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kutikirichaji_023                         kutikirichaji_027 kutikirichaji_030          kutikirichaji_039 kutikiri2_002 kutikiri2_003

kutikiri2_004kutikiri2_001 今月一ヶ月の間、毎日お茶事に親しんで暮らしました。今日のお客様から、早速メール頂戴いたしましたので、ご披露します。

本日は「口切茶事」のご指導ありがとうございました。今の日本人は本当の意味での「贅沢」を履き違えがちですね。薄暗い明かりのなかでお茶に親しみながら、ゆっくりと時が流れて行くなんて、とても自分が高尚になったように感じました。これからもお茶に励んでいきたいですありがとうございました。

楽しみながら「好きこそものの上手なれ」と有りますように深くなって頂きたいと思います
先日痛めた足の怪我は、まだ不自由なれど今回は本当に「畳立礼」で救われました。80も過ぎてからと考えたお茶の作法でしたが思いがけなく自分の為のお作法となりました

日本中・足を痛めてお茶を諦めていらっしゃる皆様に福音となれば幸いです。

2005年11月28日 (月)

11月28日 口切り茶事(その1)

今年は,茶壷の口切りが、月の後半になって、今日から正式に「口切り茶事」が始りました。
10時には皆様全員がお揃いで、席入り・ご挨拶を済ませて,いよいよ「お壷拝見」です。
常には八帖広間で,正座して戴くのですが,この度は,私の足の怪我で,この日の為に完成したかのように「畳立礼」が,真中に据えられました。
「小間」のにじり口からお入りになった脇床に茶壷を飾り、拝見のご挨拶を受けて、この床からお客様に持ち出しました。
今日はお茶やさんから届いたばかりの、「内口切」で、私もいささか緊張して、本当にお茶が、形よりも、本来八十八夜に摘まれた茶葉を壷に入れて、新しい年へ向う儀式として使い始めるのだと、認識を新たに致しました。

炉開きの炭点前も、近頃は便利な電気の炉が取って代わりました。
出来得る限り昔の形をお伝えしたいと、今日は何もかも本物です。
炭取りの「たんぴょう」も今年の干瓢からきたものです。
お香合入れに、「火屋」を使いました。本来は蓋置きですが、棚を使う形がないと、なかなかこの時代に、「ほや」と云う言葉に出会うことが無いので、一器三様・使用です。
「蟹」「五徳」「火屋」「一閑人」「三つ人形」「三つ葉」「サザエ」を七種という。と教えられ、習い事にはあっても、実際に使って見るチャンスがないと、現実のものではありません。
カメラマンが帰宅次第、写真でお目にかけます。後ほど・・・・

懐石料理を召し上がる内に、炭が熾り、ちょうど煮えがついて、お濃茶になります。

「お服加減は如何ですか?」
「お茶銘?」「お詰め」の挨拶は、今日始めて、実際に壷から選んだお茶を石臼で粉にするプロセスを「口切り茶事」で体験なさって、ようやく、合点がいかれた様子。
「百聞は一見にしかず」と、やはり何と言っても、実体験ですね。

この時代に、お茶は殆ど、実生活から程遠いものになりつつあります。
けれども、「衣」「食」「住」のどの部分を考えても、無くてはならない貴重な暮らしの集大成と考えますと、私は皆様にお茶を好きになっていただきたいと心から念じるのです。

2005年11月12日 (土)

11月12日 茶事(その5)

夜来の雨がやんで、すっきりと澄みわたった秋空の中、三々五々、お茶事の皆様がお集まりです。今日は6名様で、ちょっと人数的には大勢なのですが、メンバーは先生方が多く、土日に集中なさるのは仕方ありません。
毎日お客様が変わって、同じお話がありません。kinuharie11
席入りの小間にかけた「色紙」のお尋ねがありました。私の家の露地には、父、母が丹精した茶花が、四季折々に花をつけて心を和ませます。
現在は、兄夫婦が手入れを引き継いで、珍しい茶花が増えています。
私は、自分の勝手で,花を手折ることが出来ないので、生涯花を生ける事はせず、床に,季節の野菜を「絹貼り絵」で12ヶ月作って頂き毎年楽しんでおります。
かれこれ30年も前の作品ですが、一年に一回の出展ですから、全く痛みもせずに今日迄、新しく目を楽しませております。

今日発見した事です!
今まで無意識に、貼り絵や、陶板の模様、布の作ゆきなど、そのものだけに的を絞った結果我が家の特注作品は、時代や流行に全く関係なく、「中身」の良さを見て頂けます。
この家にあるものは、私の出会いから始まったご縁の作品で、それぞれに、ひとしおの思いがあります。    30年も前の作品から、思いがけなく私の拘りの原点を教えられました

ご報告
先日来・大変良い状態で交際が続いていられるS様お二人は、
今日、彼女が茶事の稽古の後、彼がお迎えに見えて一宮庵出発デートです。
その前に、家の間取り地図を出してご質問。
「玄関』「リビング」和室』などなど、随分ゆったりしたスペースのお家です。
今日は、ふみふみ主催の「万福の会」が、7時からありましたが、お二人の幸せを
皆さんに是非発表して上げてね。と、約束通り、にこやかに微笑んで現れました。
お家も決まり、覚悟も決まり、いよいよです。
近かじか、幸せなお知らせを申しあげられる事と確信いたします。

2005年11月11日 (金)

11月11日 茶事・基本(その4)

Sさまの基本料理も、日を追うごとに板についてきました。
今日は『お茶事』もありまして、先輩スタッフ理恵さんに直接手ほどきを受けられて、先日の鯛のおさらいがお出来になられたでしょう。
『鯛の頭」
鯛は、魚の中でも、一・ニを争そうほど、骨が硬い事で有名です。
かしらを身から切り離すとき、スッパリ切り口が生きていたいものです。
その為には、背骨にある、軟骨の箇所を知らないと、無闇に傷をつけてしまいます。
写真の指先は『軟骨』を探し当てたところです。所々に包丁を当てて、すっと入るところが当りですが、一宮庵メイトは、「一回ですっと」が理想ですね。tai1f tai2g 

                                                                                                                                                                                 

今月の献立
向付け    鯛 浅つき 菊 ゆずこしょう 海苔   甘酢

汁       胡麻豆腐 とき芥子 合わせ味噌

椀盛り    鶏つくね 亀甲人参 鶴大根 芽かぶら 生姜

焼き物    鰆 幽庵焼き

煮物     大根含ませ煮 小松菜 針柚子

小吸もの   時のもの

八寸     子持ち鮎 栗渋皮煮                以上

2005年11月10日 (木)

11月10日 基本料理(その3)

S様今日のお稽古は
『胡麻豆腐」「かに真蒸』『サトイモ白煮」「にんじん旨煮」『鶏香り焼き」『茶碗蒸し」etc

sinjyo-1sinjyo-2 sinjyo3 sinjyo-4 sinjyo-5 sinjyo-6                                                                                                     中でも特別大事な稽古は、冷蔵庫片付け料理でした。
私はおよそ十年間、九州、関西、東北地方へ茶懐石料理の出張稽古に伺っておりました。
その折、どちら様も、食材が豊富・あらゆる便利な環境で楽しんでお稽古が出来ましたが、
一番の問題は食べきれない料理の『後始末」です。
器に残された料理・切り落とした残り物・封を切った漬物など、あらゆるものが雑然となります。昆布と削り節、二番だし等は、皆様お手のものながら、冷蔵庫の中はそうは行きません。幸い、海の物に恵まれたお宅の稽古では、鯛も平目も伊勢海老さえも常連の顔です。
雲丹もここかしこに並んで、びっしり宝物の詰まった環境では、返って肩身の狭い思いをしているかの様に見受けられました。
『何とかしてー!』と言われているようで、その時に思いついたのが、冷蔵庫大作戦です
料理が始まる前に、全部中の食材を出して、そこにあるもので、食事作りをする事。
ソース類も、一箇所にまとめてミックスしてみますと、又違った味が楽しめます。
いろいろ試して、この方法はなかなかのものと思います。お試しくださいませね。

茶碗蒸し
たまご・一個約50g だし・卵の4倍    一対四の割合
卵を、切るように混ぜ、だしを加える。味は全体の約1%弱の塩
みりん少々加えて卵液をすいのうで漉す。
茶碗蒸しの具には、『鶏』『かまぼこ』『椎茸』『銀杏』『三つ葉』『柚子』など、何でも良く
中に入る具によって、出来上がりの味が変わる事を考慮する。
湯気の上がった蒸し器に入れて、最初強火・湯気が、真直ぐ上にあがったら、火を極力小さくして10分蒸す。茶碗蒸しは偏に火加減で、『す』が出来ないように蒸すのがこつ!
こんな言い方をしますと、とても出来ないと思われますね。
こんな時には、お助けマンの改良鍋にお世話になりましょう。
世の中どんどん進化して、人間技顔負けの道具があります。以前私は、料理に、誤魔化しは禁物と、長い年月、只ひたすら『真っ正直』に精進いたしたつもりです。
この頃は、料理もさることながら、限られた時間の中で、遊びたい事も一杯です。
(そう言えば・今日の午後・オップンが、両親と一緒に、観音様にお参りでした。オップンの顔を見ると、わーよく来た・よく来たと、喜んで抱き上げてしまいます。昨日ママから、オップンが急に反抗期に入って、自分で食事をするといってスプーンを振り回したり、外へ出ると、自分が思った通りをして我が儘を言って困ります。とメールが来ていました。良い子のオップンは何処に行ってしまったのでしょう?)
自分の幼い頃の事は、みんな忘れているのですね。
私自身、親元から早く巣立ってしまって、随分いい子と思い込んでいましたが、現在、我が息子と娘を持って、なんと自分は親不孝の数々をして親を泣かせ、他人様のお世話になっていたのかと、反省する事しきりです。
親は子供の事が分かりますが、子供には親の気持ちは分かりません。
世の中順繰りに、繰り返されて又、繰り返しです。
でも、こんな宗厚ですが、親不幸した分、『世のため、人のため、お国のためになりたい』と心に誓っております。オップンが悪さをして親を泣かせた分だけ、彼は大人になって、きっとお父さん・お母さんの志を継いで、お国の為になります。

料理が随分脱線してしまいました。

今日は、北海道のYさまとお話も出来ました。
ここの所、ご家族さまのご病気が続いて、いささかお元気がありません。
こんな時は誰にもくる事なのです。
外に目を向けず、中にしっかり向き合って、心残りのないように、一日一日を大切に、
ご自分が幸せと感じてください。
母宗玉が入院中、私は夜の付き添いをいたしました。
『今からお茶会に出かけるので、早く支度をして頂戴』と飛び起きる母に
『ここは病院です。今しばらく身体をやすめて・・・」となだめて、ようやく眠りについた母の傍を離れ、テラスで夜空に瞬く無数の星をみあげて、9歳から深いえにしを頂いた大恩ある方を見守る役割を与えられた事を感謝しました。
くれぐれもご自愛下さいませ。

2005年11月 9日 (水)

11月9日 基本料理(その2)

昨日の「鯛」料理は、ご家族の皆様に大変ご好評を頂く事が出来て、一宮庵も嬉しいです
今日は「出しのとり方」「子持ち鮎」「昆布煮」「大根風呂吹き」「大根皮」「木綿豆腐、厚揚げ』「蕪の葉』『大根葉刻み』生身とあさり真蒸」『牡蠣殻わり』『卵雑炊」などなど。
一つの材料を無駄なく処理をして、立派な一品になるまでのお稽古でした。
S様は、昨日は鯛と格闘していささか疲れましたが、朝起きたら元気です。とお話くださったのですが、本当に、生きの良い魚に出会うと私も張り切ってしまって、後でガックリきます。
それほどのエネルギーが食材には潜んでいて、生半可な心構えで向き合うと怪我をします
今日は沢山写真を撮りました。
『絵』で見ていただくと、細かい事が解って便利ですね。

ayu1 ayu2 ayu3 ayu4 ayu5 ayu6                                                                                                         

午後・お稽古が終わってから、お久しぶりに、「M様をお訪ねしました」
今年・お茶室をお建てになられて、とても素晴しく完成されました。
8帖の広間、続く広いお水屋と、台目席。
木の香も清清しく、ご主人様が奥様の為にお茶室をお建てになられたのは、以前、亡き母上さまのお住まいであられた場所に、思い出をいっぱい残されて、ご夫婦で、大切になさりたいのだと拝察申し上げます。
Mさまは、私の所で、懐石料理をお勉強なさいました。何時も、私に心をかけて下さって、感謝です。ご主人様が少し体調を崩されて、今は、どちらにいらっしゃるのもご一緒でいつもお傍にいらっしゃって細々のお世話をなさって、料理はご無沙汰です。今度は、私が、お訪ねいたしました。
何時もと変わらぬ笑顔でお迎えくださって、台目席でお茶を頂戴いたしました。
ご主人様のお客様の席披きの後、緊張が続いて随分お痩せになった事が見て取れるほど連日のお疲れが出られたのでしょう。
『年内にお出でいただきたいと思っていたのですが、先になりそうです。ごめんなさい」
「いえいえ、どうぞ、来年にお願いいたします。(大きな声では申せませんが・・・)
私の足の怪我も、その頃には完治いたしておりますので、その方が有難いと思います」

ふみふみは、終始緊張し、にこにこして、「すてき!すてきなお茶室!』と感嘆の声を上げ続けておりましたが、さすが嫁女。『何でも、私でお役に立てることが御座いましたら、どうぞお申し付け下さいませ』と自分をアピールいたしました。

玄関にも、お茶室の中にも、至る所に『お形見』の数々がしっとり納まって、
新しいお屋敷ですのに、不思議に落ち着いた佇まいを感じ、母上様が、どれほど
大切に遊ばされていらっしゃったかを物語ります。
私も、遠い将来、私の存在を残していただけるよう、心がけたいと思いました。

2005年11月 8日 (火)

11月8日 基本料理

Sさま、今日は「鯛」と格闘して・頑張りましたね。
だしのとり方、お米の研ぎ方から、突然「鯛」ですから、さぞかし戸惑われた事でしょう。
でも、今月末に、H夫人になられる貴方には、難しいとか、大変などという言葉から一切飛び上がって、何事も喜んで、さり気なく動くコツを身につけて頂きたいと思います。
「鯛」のおろしかた写真は、カメラマンがお出かけで、後ほど・・・・・tai1 tai2 tai3 tai4 tai5 tai6 tai7 tai8 tai9

                                                                                                                      兜の塩焼きは、「なんてん」とか、あおい葉があると、飾りに添えると豪華ですよ。

あら煮は、鍋でさっと火を通し、器にざんぐりと盛って、「粉山椒」をふります。

鯛の澄まし汁は、だし 4かっぷ  塩 小さじ1杯強で味を調えます。
鯛の身は温めて、椀に盛り、吸い口の柚子をおいて、熱い汁をはる。

皮を引いた鯛のみは、刺身包丁で、好みの厚さに切って、大皿に上手にもりましょう。
先ほど作っていただいた「海苔」をバリバリちぎって、酢と醤油同量に浸したものと、
青いもの、わさびを添えると立派な料理です。

全く今までの暮らしと違って何もかもが初めてで、どんなにか不安でいらっしゃるでしょう
でも、毎日の事は、積み重ねて、すぐ自分のものになりますから、心配しないで明るく前向きに精進してください。幸いご両親さまとご一緒のお暮らしなら、何でも教えておもらいになって、一日も早くH家の家風に馴染まれますよう。
貴方のお人となりが、大変素直な方とお見受けしておりますので、必ずや皆様に歓迎されて、お幸せになられると、先の事を楽しみにおります。

今夜のお夕食、美味しく戴いてくださいませ。   とり急ぎ。

10時過ぎ、写真が収まりました。
今日の鯛は朝6時頃絞めたもので、包丁を入れると筋肉がしまります。
永年、魚を下ろさせて頂いて、この瞬間、尊い命を頂戴して、有難く感謝しています。
魚も、鳥も、野菜も、命あるもの全て、かけがえのない生命力につながります。
料理には「生命に生命を添えて、生命にささげる心」の意味があります。
生命を粗末にせず、余すところ無く頂く事が、料理人の使命と考えます。

2005年11月 7日 (月)

11月7日 茶事(開炉)

今日の宗厚は、まさに、、私らしく生きる希望に満ちた一日でした。
朝一番に、浅草「むぎとろ」主、三代目と、チャングムで表現するところの、女官長みどりさんが来庵され、来年5月新規開店に向け、若い店員方に、お茶のお稽古を始める為の打ち合わせを致しました。
今日は、我が娘と同い年のS様と、一客一亭の茶事です。
裏方に、今月結婚式を挙げられるH様がみえて、「だしのとり方」「米の研ぎ方」「盛り付け」「お茶」など、いよいよ、実践に入られます。
その上に我がブログの「天使先生」が来庵です。私は何時も、「同時進行」が好きです。其の訳は、子供の頃、斎藤家には、そうそうたるメンバーのお茶の先生がお出でになり、私にお手前が回ってきました。幼いなりに「これは大変な事」と理解して身体中が緊張のあまり「ガタガタ」震えました。
人前で「ええかっこしい」の自分が情けなく、自意識過剰なのかと、とても悩んだ末、師匠の宗玉先生に問うた所、「一生懸命になる事はとても良い事。けれども過ぎたるは及ばざるが如しでもあるのです。お茶のお手前をしながら、般若心経を唱えなさい」と指導されました
その時以来、私の頭には、常に物事を同時に考える様、インプットされたようです。
一つ事だけにはまってしまうと、かえって熱中しすぎる嫌いがあり、言葉も行動も激しすぎて、相手様にとってはつらい思いを強いているやも知れません。

今日は、お茶事・裏方料理稽古・パソコン勉強と、三本柱でした。
お陰様で、皆様それぞれに、チャレンジ精神横溢で、無事終了です。

パソコン天使先生には、弘祥が主にお勉強をして、ノートパソコンに携帯を接続して今月末のお参りに、遠方より写真とブログを完成する事が出来るようになりました。
一宮庵ホームページもブログも、更にバージョンアップしてお目見えする事でしょう。
天使先生、ご指導いただきまして有難う御座いました。

2005年11月 6日 (日)

11月6日 茶事(その3)

朝・最初の電話がなりました。
[一宮庵・齋藤でございます。はい、あ、そうですか。お辛いでしょうけれど、お休みしないで、何とかお出で下さい」とふみふみの声。
何十年間、稽古のお茶事を続けています。今までお電話を戴いて、お休みなさった方は皆無だったと記憶しています。
風、病気で,体調を崩された場合は,必ず,前日にお断りがあって、当日の場合、ほとんどは、心の病が多いと宗厚の独断です。
遅刻しても、お茶事が終わった時間でも、とに角、這ってでもいらっしゃいと[激]をとばすのですが、こんな日には、お家で篭ってしまうより、良い環境に身をおいて、[心をニュウトラルにする]のが一番です8sunnutuwa unnkinn

私が始めて茶事に参加させていただいた時、(9歳でした。)
師匠から、[お茶事の約束は、何より優先して、たとえ、親の死に目にも会わずとも宜しい」と言われました。
ずいぶん乱暴な言い伝えと思いますが、例えてみるなら、
それ程の重みがあると言う事でしょうか。この事から、[一期一会」と生涯を厳しい感性で受け止める覚悟を促したのです。

今日K様は、、辛い身体に鞭打って、お稽古にいらっしゃって、良かったでしょう?おそらく、いろいろな心のモヤモヤが晴れたのではないかと、想像しております。

うつわの、ご質問
小皿の模様は[雲錦」です。春の桜は花の雲・秋の紅葉は錦で、
秋と春に使える器の代表とも云えます。
お茶の器は、その時にしかないものが一番相応しいのです。それに加えて、日本の四季から、相反する季節の物、例えば[春]と[秋」
[夏]と[冬]の様に取り合わせると面白いのです。

八寸の器は、母の手作りです。
海のものと、山のものを盛る場所がなかなか覚えられず、[海の向こうに山がある」と覚えなさいと、
母が、魯山人の窯で、60年前に焼いたもので判りやすく説明を受けた[母の形見」のうつわです。

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2005年11月 5日 (土)

11月5日 お茶事(その2)

お茶事、2日目です。
土曜日でもあって、魚河岸の注文が日曜日をまたいで、聊かこんがらがって、今日の[向付」が、変わりました。
鰆の飛び切り上等が一尾入って、急遽、鰆の蕪蒸しが、向付けです
K様が、お魚は何でしょう?、鯖ですか?と問われて、宗厚節が始まりました。    「うーん。そうねえ」とやんわり入ります。
何でしょうの前に、答えを出してしまわれると、こちらが答えようがありません。それに、判らない時には、自分が考えられる限り、ワンランク上の提案をしておく方が、あとあと助かります。
面白いお話をいたしましょうか。
今を時めく有名人が、ある時宗厚のお茶にみえました。
つれずれのお話が弾んで、[お茶の世界では、道具を如何に上手に褒めるか、嘘偽り無く、相手の方に失礼が無いよう気を使う事が大切です。判らない時には正直に申し上げるのが一番です。」とお伝えしました。程なく、ある方のお屋敷へお呼ばれなさった有名人は、ご主人から[我が家の家宝です]と道具を披露されました。[幾らぐらいと思われますか?」此処で、くだんの有名人。
片手を開いて、「これぐらいでは?」と・・・・
[さすが、お目が高い!500万円です」
一休さんのような有名人!なんと光り輝く[トンチ]の持ち主でしょう
宗厚にお電話で一部始終のご報告を下さいました。
[イヤー、よく判らなかったので、これぐらい?と片手を出したら、思いがけないヒットで、喜ばれた・喜ばれた!」ですって。

このように、何時でも何処にでもトンチ教室が待ち構えているのです
みなさまの日常でも、話し方一つで、[粋にも野暮」にもなるのですから、心がけていただきたい事は、どうしたら、相手の心に叶うか、という事。特にお茶事では、日頃ではない[晴れ]の場の自分の表現を素敵になさって欲しいと思います。
こんな事あんな事、みんなブログに書いてしまいますが、
正しい正客とは,[誰よりも先に恥をかき、誰よりも先に釘に打たれる人」なのです。教室で沢山恥をかいて下さると、外に出て、楽しい思いが待っています。
今月は、皆様進んで、[正客]になって下さいませ。

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2005年11月 3日 (木)

11月3日 茶事

文化の日3日・開炉の稽古茶事が始まりました。
初日は「一客一亭」茶事で、今回「畳立礼・炉畳」が完成して、初めての思索をしました。
お客様のT様は、午後から大阪へご出張なさるので、時間を幾分か調節して、
「ゆっくりながら、早く」お稽古は無事終了いたしました。
お濃茶をお出ししてから、しばし、お互いのお茶談義をして、その折、先日T様の先生がお釜を懸けられて、素晴らしいお道具の数々ながら、お社中は終始緊張が続いて、和やかとは程遠い気分でいささか疲れましたと、感想を述べられました。
私も幼い頃母宗玉に師事して、大きなお茶会では、大人に混じって「おはこび」をさせて頂いたり、水屋で何百人の方のお茶を点てるべく、朝から夕方まで機械のように茶筅を振り続けたものです。その頃の経験がある為に、人事とは思えず、正式な茶会では、由緒ある道具で何もかも「まとも」で無ければなりませんが、私の時代には、あくまでも基本を忠実に学んで「守」「破」「離」と、自由自在のお茶をして頂きたいと思います。

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